銀行が会社の借入金の返済能力を評価する指標の一つとして「償還年数」というものがあります。

「償還年数」は借入金の金額を返済原資である「税引後利益+減価償却費」で割ることで求めることが出来ます。
※なぜ「税引後利益+減価償却費」が借入金の返済原資となるかは借入金の返済原資をご参照

「償還年数」の数値が少なければ少ないほど、その会社は借入金の返済能力が高い会社ということになります。

例えば「税引後利益+減価償却費」が200万円の会社が2,000万円を運転資金の名目で借り入れたとします。
この場合の「償還年数」は2,000万円÷200万円=10年となります。
この会社は借入金を10年で返済する力があると評価されるわけです。

「償還年数」は長期の運転資金による借入金であれば10年以内、「設備投資資金」による借入金であれば20年以内が一つの目安となります。

 

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