今回は、銀行の種類と取引銀行の選び方について記載します。

銀行の種類

①都市銀行
都市部に本支店を置いている大規模銀行です。
融資対象は日本全国や海外であり、預金量は100兆円規模になります。

②地方銀行
その地方の企業や住民のための銀行です。
融資対象は一般的に、その地方に限定されており、預金量は数千億円~数兆円です。

③信用金庫・信用組合
地方銀行よりさらに活動エリアを限定しています。
預金量は数百億円~数千億円と言われています。

④個人向け銀行(ゆうちょ銀行等)
個人向けの預金取引と個人向け融資が専門で企業への融資は行っていません。

 

取引銀行の選び方

銀行から融資を受ける際にはまず預金口座を開設する必要があります。

融資を受ける際の金利は都市銀行、地方銀行、信用金庫・信用組合の順番でどんどん高くなります。
よって、金利の一番低い都市銀行から融資を受けるのが一番良いです。

また、都市銀行の口座を売上の入金口座にしておけば、対顧客に対してのイメージも良くなります。

ただし、都市銀行の融資の審査は地方銀行や信用金庫・信用組合に比べてはるかに厳しいのが一般的です。

特に、創業間もない会社は都市銀行の融資の審査すら受けられない可能性もあります。

そのため創業間もない会社は都市銀行の他に地方銀行や信用金庫にも口座を開設し、入金口座は都市銀行の口座にし、主な支払口座や、融資を受ける銀行は地方銀行や信用金庫にすることをおすすめします。

 

 

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