本業である営業利益が出るかどうかの分岐点になる売上高のことを言います。

この売上高を上回れば営業利益が発生し、下回れば営業損失が発生します。

損益分岐点売上高が現在の売上高よりも低ければ、仮に売上高が減少したとしても利益を出せるだけの体力を備えている会社という見方が出来ます。

 

損益分岐点売上高の算出方法は

例として商品販売業を営む会社の損益計算書から、損益分岐点売上高を算出してみましょう。

 

算定手順①:営業経費を変動費と固定費に分類

損益計算書の営業経費を下記表のように変動費と固定費に分類します。

変動費:売上高に直接関連する経費であり、売上高が上がれば増加し、下がれば減少する。
固定費:売上高の増減とは直接関連しない経費であり、売上の増減とは無関係に発生する。

損益計算書の項目 金額 変動費or固定費
売上高 10,000
商品売上原価 8,000 変動費
売上総利益 2,000
販売費及び一般管理費
役員報酬・従業員給与 800 固定費
減価償却費 300 固定費
広告宣伝費 100 固定費
商品発送費 500 変動費
営業利益 300

変動費合計:8,500
固定費合計:1,200

 

算定手順②:限界利益率の算出

売上高から変動費を差し引いた金額を限界利益と言います。
更に限界利益を売上高で割ったものを限界利益率といいます。

10,000(売上高)-8,500(変動費)=1,500(限界利益)

1,500(限界利益)÷10,000(売上高)=15%

 

算定手順③:損益分岐点売上高の算出

固定費を限界利益率で割ることで損益分岐点売上高が算出出来ます。

1,200(固定費)÷15%(限界利益率)=8,000(損益分岐点売上高)

営業利益が0となる売上高は8,000であることが分かります。

 

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