個人事業主が事業用口座から個人口座に資金移動した場合、個人口座から事業用口座に資金移動した場合の仕訳処理について記載します。

事業用口座と個人口座間の資金移動

個人事業主が自分の個人口座から事業用口座にお金を入金しても収入が増えるわけではありません。
「事業主借」を相手科目に事業用口座の金額を増加させる仕訳を起票します。

また、上記とは逆に事業用口座から個人口座にお金を出金した場合も経費とはなりません。
「事業主貸」を相手科目に事業用口座の金額を減少させる仕訳を起票します。

 

<仕訳例1>
個人口座から事業用口座に100,000円を資金移動した場合

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要欄
普通預金(事業用口座) 100,000 事業主借 100,000 資金移動

 

<仕訳例2>
事業用口座から個人口座に100,000円を資金移動した場合

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要欄
事業主貸 100,000 普通預金(事業用口座) 100,000 資金移動

 

 

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