土地建物の譲渡を行った場合、いつまでに確定申告を行えばよいのかを解説します。
土地建物の譲渡を行った場合には原則として確定申告が必要になります。
ではこの確定申告はいつまでに行えばよいのでしょうか。
答えは「資産(土地建物)を譲渡した日」の翌年の3月15日までになります。
例えば2020年8月1日に土地建物の譲渡を行ったのであれば翌年の2021年3月15日までに確定申告が必要になります。
なお「資産(土地建物)を譲渡した日」は下記2つのどちらかを納税者が選択することができます。
①資産の引き渡しがあった日
→実際に土地建物を引き渡した日になります(移転登記の日)。
②契約の効力発生日
→売買契約書の締結日
例えば売買契約は12月25日で移転登記の日が翌年の1月5日など年をまたぐ場合は、①と②のどちらを選択するかによって税法の特例を適用できるか否かが変わり税額に影響が出ることもあるので十分にご留意ください。
【参考条文等】
・所得税法基本通達36-12
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