今回は中間申告で税金を支払った際の仕訳について記載します。
法人税・地方税の中間申告
前提:中間申告で法人税・地方税併せて100を支払った。また決算で法人税・地方税の確定納税額が200と算定された。
①法人税等(PL科目)で処理する方法
中間申告時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
法人税住民税及び事業税 | 100 | 現金預金 | 100 |
決算時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
法人税住民税及び事業税 | 100 | 未払法人税等 | 100 |
②仮払法人税等(BS科目)で処理する方法(仮払法人税等の代わりに未払法人税等を使用する例もあります)
中間申告時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
仮払法人税等 | 100 | 現金預金 | 100 |
決算時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
法人税住民税及び事業税 | 100 | 仮払法人税等 | 100 |
法人税住民税及び事業税 | 100 | 未払法人税等 | 100 |
消費税の中間申告
前提:中間申告で消費税100を支払った。
①税込経理方式のケース
中間申告時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
租税公課 | 100 | 現金預金 | 100 |
②税抜経理方式のケース
中間申告時
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
仮払消費税 | 100 | 現金預金 | 100 |
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