今回は有利子負債依存度という少し耳慣れない指標について記載します。

有利子負債依存度とは会社の総資産の内に有利子負債が占める割合のことを言います。

有利子負債とは

有利子負債とはその名のとおり利息の支払いを伴う負債のことです。
具体的には銀行からの借入金や社債が該当します。

有利子負債依存度が高いと

事業を拡張するときには新たに資金が必要になります。
その資金を株主資本でまかなえれば安全性の面では一番良いですが、現実的には金融機関からの借入金に頼るケースがほとんどです。

有利子負債があること自体は悪いことではありませんが、総資産に占める有利子負債の割合が増えてくると会社は利息の支払いに苦しむことになるので注意が必要です。

 

有利子負債依存度の計算方法

決算書の貸借対照表から総資産の金額と、借入金や社債といった有利子負債の金額を抽出します。

抽出した有利子負債を総資産で割ることで求めることが出来ます。

 

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