今回は個人事業主とサラリーマンの納める税金の違いについて記載します。

これから会社を辞めて新しく事業を始める方は事前に税金の違いについて抑えておきましょう。

個人事業主とサラリーマンの税金の違い

税金の種類 サラリーマン 個人事業主 備考
納税義務 納税方法 納税義務 納税方法
所得税 ○ 会社が給与から天引きして納税 ○ 確定申告を行った上で納税
消費税 × – ○ 確定申告を行った上で納税 個人事業主も条件を満たさなければ納税義務なし。
事業税 × – ○ 申告不要  所得税の確定申告書に記載された所得から地方自治体が税額が算出して通知書を送付する。
住民税 ○ 会社が給与から天引きして納税 ○ 申告不要  所得税の確定申告書に記載された所得から地方自治体が税額が算出して通知書を送付する。

個人事業主とサラリーマンの一番の大きな違いは「確定申告」が必要になるということです。

サラリーマンの頃は会社がすべて計算を行ってくれて、給与から税金を天引きして納めてくれていましたが、個人事業主は自ら税金を計算し「確定申告」を行い、自ら納税を行う必要があります。

手続き面だけを見ると個人事業主は「確定申告」が必要な分サラリーマンより負荷がかかります。
しかし、自ら税金を計算するので工夫次第で節税が可能になるという大きなメリットもあるのです。

 

 

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