前回の従業員1人当たり売上高に続いて、今回は従業員1人当たり人件費について記載します。

従業員1人当たり人件費とはその名のとおり従業員1人当たりにどれだけの人件費をがかかるかを表したものです。

一般的に会社にとっては数値が高いと利益を減少させる要因となりますが、働いている従業員にとっては数値が高い方がより多くの報酬が得られるため魅力的な会社ということになります。

 

 

従業員1人当たり人件費が高くても問題ないケース

自社の従業員1人当たりの人件費が高いと人件費を削らなければと考えられるかと思いますが、実はトータルの人件費でみると問題ないケースもあります。

例としては少数精鋭で利益を生み出している会社があげられます。
このような会社では1人当たりの人件費が高くてもそもそも人員が少ないため会社全体でみるとそれほど人件費は高くならないからです。

従業員1人当たりの人件費は業種によってかなりばらつきがあるため一概にどの数値を超えたら高いということは出来ません。
同業他社との比較や、自社の過年度との比較を行うことをおすすめします。

 

従業員1人当たりの人件費の算出方法

人件費(※)の金額を従業員数で割ることで求めることが出来ます。
※ここでいう人件費には給与、賞与、福利厚生費等が含まれます。

 

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